7月12日に佐賀工場見学会(見納め会)を開催し、156名の方が参加されました。
開催にあたっては、会社・労働組合の方々の事前準備と数度にわたるリハーサルのお陰で無事に終えることができました。当日はパナソニックコネクト社の新家(しんや)シニア・ヴァイスプレジデント(上席副社長)、山本工場長はじめ26名の方々に休日返上で出勤頂き、炎天下での車の誘導や親切丁寧な工場内の説明など心のこもった「おもてなし」を頂き感謝の言葉しかありません。
最初にパナソニックコネクト社と佐賀工場の概要説明を聞いた後に、6班に分かれて工場見学をしました。乾電池工場跡地に建てられたIV棟、昭和60年に建てられたIII棟(旧OA棟)、ステレオ工場の跡地のI棟、そし昔のままの形で現存している成型工場などを見学させて頂きました。皆さん佐賀工場で勤務された夫々の時代の思い出を巡らせていました。
工場見学の後、61年間の佐賀工場の歩みとそこに集われたOBの方々の思い出を映像で振り返りました。そして、佐賀工場第一期生の神代(くましろ)三千代さんと松下幸之助相談役(当時)ご夫妻が佐賀工場視察に見えた時に設備の説明をされた大江 豪(つよし)さんに当時のエピソードを話して頂きました。大江さんからは、相談役視察の準備で青沼社長が何度も佐賀を訪れ、昼食は何にするかとか(最終的に“うなぎ”になったとのこと)、器(陶器)の選定や、料理が冷めないかと何度も出前を取っては試食されたりと、大変苦労されたそうです。(事務局)
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